“人歩行”の練習
「人間の骨格を構造力学的に見ていくと、歩くためにできているのが分ります。歩くときに背すじを伸ばして、体軸に乗り、腰から頭まで体を真っ直ぐに立てて、踵を使い、足を滑らかに転がせて、二本足で歩くのは人間だけです。“人歩行”ができないと、体の各部に捻じれや歪を生じます。姿勢よく美しい“人歩行”することは、人本来の身体のバランスを取り戻します。」
《確認する事柄》
1)足部の竜脚ユニット(1.2.3足指)と、人脚ユニット(4.5足指)における、
転がりリズムの確認。
“土踏まず”で土を踏まない。
2)踵と膝の、真ん中の位置の確認。
膝の真ん中の振出により、膝の真ん中が垂直に上げ下ろしされる。
3)歩行時の、つま先方向の確認。
踵の真ん中で着地、足底を転がし、つま先で蹴る。
4)背すじを伸ばして、体軸に乗る。
「持ち上がる踵と同側の腸骨も上前方に。」
5)重心を踵に載せて歩行。
「踵に体重を載せる。頭の頂部は重心の真上に。」
では、さっそく歩いてみましょう。
実際に人歩行で歩くときに、意識するのはひとつだけです。
踵をしっかりと着くことだけ意識しましょう。